オンライン講師ツール・アプリの利用前に準備しておきたいものは？

通信環境を整える

オンライン教室を開く場合、快適かつ安定した通信環境を整えることが重要です。インターネット環境が不安定だと映像や音声が途切れたり、不具合が頻発したりと円滑な運営が難しいです。また、生徒にストレスを与える可能性が懸念されます。通信環境はインターネットサービスプロバイダーや回線プランなどによっても違いが見られるため、十分な検討が必要です。有線接続ではなくWi-Fiルーターを用いる際は、高速通信を実現できる製品を準備する、古いルーターは買い替えを検討するといった準備が求められます。

パソコン・タブレット

スマートフォンを用いてオンライン教室を開くケースも見られます。しかし、生徒の様子をしっかりと把握したいときは、スマートフォンよりも画面が大きいパソコンやタブレットの利用がおすすめです。予算と相談しながら、パソコンまたはタブレットを準備しましょう。

Webカメラ・マイク

大抵のパソコンやタブレットにはカメラ・マイクが内蔵されており、それを使用して教室を開くことも可能です。しかし、カメラが付いていない、画質や音質があまり良くない、カメラ・マイクの調子が悪いといった場合も少なくありません。その際は必要に応じてWebカメラや外付けマイクを別途購入して準備しましょう。

ヘッドフォン・イヤホン

オンライン教室はインターネット環境が整っていれば、自宅以外の場所からも気軽に参加できます。仮に相手側がカフェで受けている場合、向こうの音声をマイクが拾ったことでお互いに聞き取りづらくなる可能性があります。ヘッドフォン・イヤホンを使うと相手の声が聞き取りやすく、会話もスムーズになります。無用なトラブルを避ける意味でも用意しておきたいアイテムです。

また、マイクとセットになったヘッドセットやマイク付きイヤホンも選択肢の一つといえます。

ライト

照明の当たり具合によっては画質が悪く見えたり、Webカメラに映る範囲が暗くなったりすることも多いです。そのようなときにライトを利用すると、表情や手元などを明るく映せます。例えば、円形状のリングライトは広範囲に光が照射されるため、被写体全体に光が当たって影ができにくいという特徴があります。ただし、光源とWebカメラの位置を調整して対処できるなどの場合は、特に準備は不要です。

その他、パソコン・タブレットの高さ・角度を調整するスタンド、固定するための三脚、広い範囲を撮影できる広角レンズなど、開催する教室のジャンルに合わせて、あると便利なアイテムを用意しておくのもおすすめです。

多種多様のオンライン講師ツール・アプリが登場していますが、中には使わない機能などが搭載されているケースも少なくありません。Knowledge Loop（ナレッジ・ループ）は不要な機能を省いたシンプルなツールのため、動画を撮影するだけでリーズナブルにご利用いただけます。